【
第四部
】第八話
諸々の社会的活動に参加(
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1985年(昭和60年)の春、共産党の町田市議団長が事務所に来て「選挙管理委員会に出てくれないか」と言う。「月に1度定例会があり、2・3時間使う事になるだろうが、そんなに大きな負担にはならないでしょう。前任の同志が高齢で任務に耐えられなくなったので変わって欲しいのだ」と言うような話だった。
引き受けてすぐ、私は、地方自治法を始め関係する文献の何冊かを急いで読んだ。選挙管理委員会の委員の役割が、この話のような軽いものではない事が、間もなく判った。