前代表社員長崎真人自分史
目次へ 前のページへ 次のページへ
第四部】第九話 諸々の社会的活動に参加(つづき)(1011)
 
その部課長クラスが、名誉職的に開票事務のまとめに当たっていたが、年配でもあり、神経を使う実務に当たらせるのは適当でない。点検業務は、むしろ若手に担当させるようにすべきだと言うのが、私の提案だった。
 永年の慣例を破るのは抵抗もあったが、他の市町村での開票事務の改善の動きもあったりして、私の提案が次回から実施される事になった。

投票率の向上を目指して啓発活動の改善を図る
 選挙管理委員会の職務は、選挙事務の執行だけではない。いわゆる啓発活動=選挙人の政治常識の向上、選挙法令の周知に努めることが、その職務として規定されている。
 
 反面、各種選挙の投票率の著しい低下現象に歯止めが掛からないと言う現実がある。原因は色々あるだろうが、ともかく公共の役割として投票率の向上に努める役割を担わされている機関は、選挙管理委員会以外にないのだから、もっと啓発活動に力を注ぐべきだと、私は主張した。

立会人に若い人を加え投票所に花を飾る
 私は、事務局に指示して、投票所の便の悪いところ投票区の広すぎるところを分割するなど改善に努めた。また従来、地域の顔役が名誉職のように担当していた開票立会人に、若い人できるだけ新成人を当てるようにした。
 投票所には花を飾った。