前代表社員長崎真人自分史
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第四部】第七話 旅行記の続き(1011)
 
「女性省」で「女性大臣」に面接
 「女性省」を訪問。特別に時間をとって丁寧に説明をしてくれた。「女性省」が設けられているというのは、女性の地位が高い反映かと予測して行ったら、ラテン系の男は血の気が多くて、性的暴行を受ける女性が絶えない。婚外の出生も少なくないので、それらの母子の保護・衛生知識の普及等の施策が、特別に必要なのだと説明され、国さまざまで面白いと思った。
 挨拶に出てきてくれ、気さくに記念写真に収まってくれた「女性大臣」が、肌の黒い若い女性だったのも意外だった。
 
積極的な平和外交で国連でも重要な位置を占める
 「国連平和大学」や「国際人権裁判所」が、コスタリカにある事は知らなかった。前大統領アリアス氏は、「ノーベル平和賞」も受けている。
 例の「京都議定書」・地球環境保全のためにCO2の排出を規制する協定の原案も、実はコスタリカの提案だったとは、初めて知って驚いた。
 「国際人権裁判所」を案内してくれたのは、その判事の資格を持つと言う若い女性だった。