〈税理士 永沢 晃〉
長崎税理士事務所から、税理士法人町田税経センターに組織変更して13年が経過しました。
この間、若干の顧問先の出入りはありましたが、多くの皆様に支えられ順調に事務所運営を続けることができました。また、地域の皆さんのどんな些細な税金相談にも乗れるような事務所になろうと心がけてきました。
「税を語ることは政治を語ること」と言われます。消費税という税金一つとっても「ひと呼吸」するたび、「一歩」歩くたび税金を払っているようなものです。
どんな税制度が社会を、国民を豊かにするのか様々なものの考え方があるでしょうが、私は「応能負担の原則」「累進課税」を徹底したうえで課税の公平を図るべきではないかと思います。
平成30年度の税制改正大綱が出されましたが、その内容はこうした原則からは遠く掛け離れた「大衆課税強化」「大企業優遇」税制が示され、税の使い道も「軍事費の拡大」となっているのではないでしょうか。
日本を「戦争する国」にさせないために、少しでも声を上げたいと思います。
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