2014年(平成26年)4月1日から、消費税が5%から8%に増税されることがついに決定されてしまいました。
4月1日まで、まだ何が起こるかわかりませんが、その準備は進めざるを得ません。
①消費税の転嫁を確実にすること
「消費税増税分ぐらい値引きしろ」という圧力が一層高まるかもしれません。そうした行為は法律で禁止されることになっていますが、弱い立場であれば引き下がらざるを得ないことも生じるかもしれません。転嫁を明確にすることが望まれます。そのためには「総額表示」より「本体表示+消費税=総額」と明確な表示方法が望ましいと思います。
②消費税納付のための準備
消費税率5%から8%ですので、納税額はこれまでの1.6倍となります。これまで、年間38万円納税(国・地方合計)していた事業所は年間60万8千円となり、中間納付も必要になります。資金繰りを立てるためにも、日ごろからの記帳がこれまで以上に大切になります。 |