*立坑は、直径30メートル・深さ50メートルで、これを通じて作業用の器材を搬入し土砂を運び出すので、立坑に付随して約100メートル四方の作業場が設けられ、トラックが往来する事になります。完成後は、非常口として使われますので、リニアが通過するたびの爆風と轟音が心配です。地下水脈にも影響があるでしょう。地下を通過する、鶴見川の源流地帯、北部丘陵地帯の貴重な自然環境に影響なしとは言えないでしょう。
*現在の東海道新幹線のうち、「のぞみ」クラスをリニア新幹線に廻すダイア編成が予定されていますので、町田市民は従来、新横浜で新幹線に乗り換えていたのを、リニアでは品川始発の直通に乗るか、橋本からの各駅停車に乗るかという事になりますので、果たして利便性が向上するのかどうか疑問です。このほか、世界初のリニアの技術上の問題、無人運転の安全性の問題、旧国鉄の赤字がまだ残っているのに、9兆円余の大公共事業で再び「親方日の丸」の採算軽視にならぬか等々、多くの問題も抱えています。
*これらの問題の詳細について、JR東海主催の説明会が下記の予定で開催されます。関心をお持ちの方はご参加下さるようおすすめします。
■10月6日(日)19時より:鶴川市民センター
■10月8日(火)19時より:和光大学ポプリホール鶴川
■10月11日(金)18時30分より:リサイクル文化センター
■10月13日(日)18時30分より:町田市文化交流センター |