事務所ニュースNo.250 2013.10.1 TOPへもどる 前号 次号

税理士法人 町田税経センター代表社員税理士に
吉田久夫税理士 就任

税理士法人 町田税経センターは長甫チ人、永沢晃、吉田久夫の3名の税理士で共同運営されています。
平成18年8月法人設立時は長甫チ人が代表社員税理士として、19年8月以降は永沢晃税理士が代表社員を務めておりましたが、このたび平成25年9月より吉田久夫税理士が代表社員税理士として「町田税経センター」を統括することになりました。
代表社員は交代いたしましたが、税理士業務はこれまで通り長普A永沢、吉田税理士の3名と社員一同が力を合わせて努めてまいります。よろしくお願いいたします。

◆吉田久夫 代表社員税理士
平成22年7月「町田税経センター」に入社し、はや3年が経過しました。しかし、まだ顧問先全員の方々の顔と名前、本社所在地などが即座に浮かんでくるという状態には至っておりません。
消費税が大幅増税されようとしており、これからの企業経営がどうなるか厳しい時期を迎えようとしている時に、代表社員を引き受けることは身が引き締まる思いです。
長普E永沢税理士そして社員一同と力を合わせ、顧問先の皆様の経営発展のため努力していきたいと思います。
よろしくお願いします。

消費税増税には反対です

安倍首相は10月1日にも、「消費税を平成26年4月1日から8%に引き上げる」決断をすると伝えられています。
確かに、消費税増税法は社会保障費に使うとして平成24年8月に民主・自民・公明の3党合意により、26年4月から8%、平成27年10月から10%にする法律が成立しましたが、同時にそれは景気が回復し経済状況が好転した場合とされています。
景気が回復しているとは到底実感がありません。また、3%の増税で8兆円の税収増と計算されていますが、増税により景気が後退しないように法人税減税などに5兆円使う方針が検討されています。これでは法律の趣旨に反してしまいます。
9月27日に日比谷公園で「消費税増税反対中央集会」が開催されました。安倍首相が決断しても、実施のためには国会決議は必要です。
多くの「反対」の声を国会に届けましょう。

「リニア新幹線工事計画発表」 町田市周辺の影響は?

9月18日、JR東海が公表した「環境影響評価準備書」で、リニア中央新幹線のルートと中間駅および工事計画の詳細が明らかになりました。
その中から、町田市民にとって直接影響が大きいかと思われる点を拾い出しお知らせします。

*町田市内は、大深度地下を東西に横断する事になり、その工事用の立坑(非常口)が3か所設けられます。発表された地図で見ると…
C地区=広袴・能ケ谷・片平(川崎市)が接する地域の付近
D地区=野津田公園北口から鎌倉街道の湯船に通じる地域の付近
E地区=南多摩斎場付近
の3か所です。(品川から順にA・B・C・D・Eと記号がつけられています)

*立坑は、直径30メートル・深さ50メートルで、これを通じて作業用の器材を搬入し土砂を運び出すので、立坑に付随して約100メートル四方の作業場が設けられ、トラックが往来する事になります。完成後は、非常口として使われますので、リニアが通過するたびの爆風と轟音が心配です。地下水脈にも影響があるでしょう。地下を通過する、鶴見川の源流地帯、北部丘陵地帯の貴重な自然環境に影響なしとは言えないでしょう。

*現在の東海道新幹線のうち、「のぞみ」クラスをリニア新幹線に廻すダイア編成が予定されていますので、町田市民は従来、新横浜で新幹線に乗り換えていたのを、リニアでは品川始発の直通に乗るか、橋本からの各駅停車に乗るかという事になりますので、果たして利便性が向上するのかどうか疑問です。このほか、世界初のリニアの技術上の問題、無人運転の安全性の問題、旧国鉄の赤字がまだ残っているのに、9兆円余の大公共事業で再び「親方日の丸」の採算軽視にならぬか等々、多くの問題も抱えています。

*これらの問題の詳細について、JR東海主催の説明会が下記の予定で開催されます。関心をお持ちの方はご参加下さるようおすすめします。
 ■10月6日(日)19時より:鶴川市民センター
 ■10月8日(火)19時より:和光大学ポプリホール鶴川
 ■10月11日(金)18時30分より:リサイクル文化センター
 ■10月13日(日)18時30分より:町田市文化交流センター

〈長甫チ人〉



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