税務署は7月10日全国一斉の人事異動が終わりました。いよいよこれから「税務調査」が本格化します。
税務調査は、国税通則法の改正(平成25年1月1日施行)により、調査の事前通知、調査結果の説明、調査終了手続きなどが法制化され「税務調査の透明性」が求められるようになりました。
こうした税務調査の手続きの法制化や消費税増税に向けた税務署の体制整備、税務署職員の定員削減などなど様々な要因で「税務調査=実地調査」はこれまでよりも減るのではないかと予想されていました。
平成25年度の事務運営方針を見聞すると「接触率の維持・向上」(接触率=申告内容について納税者に調査や呼び出しで面接する割合)を図るため、今年度は不動産収入などについて「申告内容の見直しを求めるお尋ね」方式の「行政指導」を行うとしているようです。
事務所の顧問先にも早速その「お尋ね文書」が送られてきました。(以下の文書です) |