5月に「所得税法違反事件」で寝屋川市役所の男性職員へ有罪判決がされました。懲役6ヵ月(執行猶予2年)罰金1200万円の判決です。
事件は、競馬新聞などよりねらい目を定めてJRAが指定する「WIN5」で2014年と2015年の2年間で約2億8600万円の馬券を的中させていたが、その利益を申告していなかったため所得税脱税の罪に問われたものであります。男性職員は、脱税の起訴内容は認めていたが、その当たり馬券の入金口座を把握した大阪国税局の調査手法に問題があるとして、調査無効を訴えていたものです。その国税局の調査は、別件の事件における銀行での反面調査の際に「別件の情報をちらりとのぞき見をし(横目)その結果、男性職員の口座を発見し資料を持ち帰り調査を行ったものであり、違法な情報収集」である旨を男性職員は主張していました。 |