国が主催するマリアナ諸島慰霊巡拝に姉妹3人で参加してきました。
東京は大寒の季節。1月22日〜30日まで全国の戦災遺児等32名、厚生省職員2名、添乗員1名の35名が22日成田に集まり結団式、翌23日にグアムに飛び、グアムとサイパンでの現地慰霊を行いました。
私は昭和19年3月8日山梨で生まれました。父は19年7月18日に戦死。もちろん顔は覚えていません。写真だけです。母はまだ健在で今年3月100歳を迎えました。父の戦死後6歳の長男を頭に4歳・2歳・そして0歳の私と4人の子供を女手一つで育ててくれました。農家だったので食べるものは何とかありましたがお金は無く学校に納めるお金に四苦八苦していたと姉の話です。そんな末っ子の私が父に関心を持ったのはここ10年位前のことです。
もちろん戦争に対する憎しみが平和運動への参加に繋がっているのですが、もともと顔も知らないので懐かしいという感情はありませんでしたが、従姉が靖国神社から父の資料を取り寄せてくれたのをきっ掛けとして、もう少し知っておきたいという気持になり、冒頭の慰霊巡拝への参加となりました。靖国神社の資料は次の通りでした。
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